定年後の仕事と働き方

定年後再雇用の手続き

「定年後再雇用制度」を利用し、定年後も現在の企業や職場で働く場合は、定年前からの準備が必要です。
再雇用の手続きは各企業により違いはありますが、主に次のような流れで行われます。

(1)まず、定年を向える8ヶ月~1年くらい前から所属長や人事担当者に現在の勤務先に「定年後再雇用制度」のシステムが導入されているかどうか確認しておきます。

(2)定年の6ヶ月前に会社側の所属長、または人事担当者との面接があります。
そこで再雇用の意思確認が行われます。

(3)定年の6週間前くらいに退職の手続きを取ります。
多くはこの頃に健康診断を受けるよう指示されますので、指定された期限内に受けておきます。企業により人間ドッグを勧められる場合もあります。

(4)定年の1ヶ月前くらいに再雇用契約書を締結します。
再雇用がスタートしてからの業務内容や労働条件が示されますので、良く確認の上契約書に記入し、会社側に提出します。
特に賃金体系、勤務時間、社会保険加入の有無などは良く確認しておきましょう。

(5)定年退職
有給休暇などが残っている場合はすべて消化しておき、一旦退職となります。

(6)定年月の翌月1日より、再雇用が開始されます。
業務内容により、1日からとは限らない場合もあります。

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